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看護の質。

先週、壁画終了しました。
正直なんのアートセンスも絵の上手さも問われない、ただ正確性だけが問われるという仕事でした。
ただ、私の最大の武器は時間でしたので丁寧に仕事することができました。



cmhd.jpg







cmhd2.jpg


そしてすっかり住民から「絵描きのミカ」として名を馳せてしまったようです。


さて。



今日は憤りを通り越して怒りさえ覚えました。

実のところ、私が実際にJOCVとして合格したのは「看護師」ではなく「村落開発普及員」です。

要請内容は「HIV啓発と妊産婦の啓発、青少年グループの作成に外国人に対する意識改革」とやらです。

どれだけアバウト?
外国人に対する意識改革って・・・。
(それにHIV担当のオバカーは既に2週間に1回見るか見ないかのペースで完全にレアキャラ化してるし)


なので、私は海外で看護師の仕事をする資格がありません。
一切の医療行為はどれだけ「やって。」と言われても「禁止されてるからできない。」と説明して参りました。


最近、アブがいないので病棟に入り浸り病棟を見ているのですが目に余る光景が過ぎます。

・アンプルカットの仕方(絶対ガラスが薬品内に入る方法、ガラスの破片そこたらじゅうに散在)
・注射薬品のつめ方全般清潔行為が成り立っていない。
・針はその辺に放りっぱなし
・留置針のテープ固定、刺入部が露出している
・手袋しない
・感染物もアンプルも普通のゴミ箱にポイする(しかもそのゴミをヤギが食べてる)
・基本マスクしない(結核病棟もガフキーでてる人いても関係ない)
・看護記録がひどい
・処置台のマットはまったく消毒されておらず汚い
・とにかく汚い、本当に汚い

このやりたい放題散らかし放題の処置台をみると、発狂したくなります。

そして、今まで私は責任は負えないことから黙っていたとても残念なことがありました。
それは、創傷処置について。

彼らはまず、洗浄をしない。
とにかくそのままイソジンを塗ってガーゼをあてて、それで終わり。

ラクダに咬まれて下腿に大きなケガをしたお父さんがいました。
彼は1ヶ月ほど前からずっと毎日のイソジンにガーゼの処置を受けてきているそうです。
ある時、私の目の前で処置がされていました。

当然、イソジンガーゼは患部の肉芽にべったりくっついて乾燥しきっています。

(わーわーわー・・・・・。)
(まてまてまて、このまま組織も一緒にはがすのか・・。)
(でまたイソジンガーゼして・・お父さん可哀想だ・・。)

もうさすがに黙って見ていられず、「私も手伝うよ。」と申し出る。
イソジンとガーゼ以外の薬品や物品はありません。

水で濡らしながら、ゆっくりガーゼをはがしました。
幸い患部は感染はなさそうで、壊死もなく肉芽が形成されてきています。
そこで私の自宅からサランラップを持ってきて、まずはしっかりきれいに洗浄をしてからラップを当ててテープで固定しました。

みんな、イソジン信者だから私が何をやっているのか全く理解できていない。
しかし、それを説明できるだけの証拠も語学力もない。
実際の回復をみてもらって分かってもらうしかない。

なので、私が口を出すことに内心穏やかじゃないスタッフもいます。
素直なので、すぐ態度に出てしまうようです。

「こんなアジアの小娘が偉そうに何訳の分からないことをやってるんだ。」と。
もちろん直接言われたわけでもないけど、それくらい感じ取れます。

本当だったら、「私はまだあなたたちよりも経験も浅くて、知らないことだらけだけど、それでも日本の医療のいいところやこちらの医療のいいところ、それらを出し合ってお互いがより安全でより良い医療・看護を提供できるようになりたい。だから、私もたくさん教えてもらいたいし、私の知っていることも伝えたい。」と。

伝えたいですが、やっぱり語学力がありませーん。
一度嫌だけど一応師長の変態オマールに言って、他のスタッフにも分かってもらわないとな。


とりあえず、「イソジンガーゼ」の創傷処置は廃止したいものです。

ここの人たち、ケガが多いので。小さい子供も、もちろん同じ治療を受けるわけです。

その後、またひとり足ケガの処置を受けたらしいお父さんがいてその膝にはイソジンが染みこんだガーゼが。

杖をつきながら、両足エデムで歩くのも痛そうなお父さんが、にっこり私に笑いかけて挨拶してくれました。
私の憤りがやり場のない怒りに変わった瞬間でした。


そんなことは最初から分かっていたけど、日本で受けられる医療とは桁が違いすぎる。
同じ人間なのに。
同じように苦しんで、辛くて、同じように病気と闘っているのに。


ううん。

HIV啓発ももちろん大切だけれど、私はもっと違うことを改善するお手伝いがしたいと思いました。
改良の余地は呆然としてしまうくらいたくさんあります。
看護師のスキルアップ、患者さんにより安全でよりよい看護を提供できるようお手伝いがしたいです。


はっきり言おう、ここのナースは経験も能力もあるのだろうけど大事なことが欠けてる。
ナースとして大切なことが。


うん。ちょっと、模索しながらやってみます。
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Comment

No title

ラクダって噛むんすか!

No title

壁画を営業用に保存しました

来年の営業用カタログに印刷しておきます







あまりナイチンゲールのように頑張りすぎないで下さい

新規に設立する壁画部の担当がいなくなってしまいますから

せおさん。

ラクダは普段は噛まないらしいんですけど。
何かがあったんでしょうね。

社長

カタログよろしくお願いします。
今後も励みます。



ナイチンゲールではなくゴッホ並みに描きます。わたし。

No title

 かほちゃんの経験と知識が生かせる仕事がきっとみつかると思う。
時間はまだある。あせらなくて大丈夫。
お互いに、やりきったと満足して帰れるようになるといいね!
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