スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さあ、事件です。

10/18

えみり


その翌日っていうか、就寝時の日付は既に翌日でしたが、寝不足のまま授業へ。
そして今日はゆっくりできるのかと思いきやそうは問屋がおろしません。
今日は自宅でパーティーがあると。

あ・・。

そして会場準備。

20時過ぎ頃、宴が始まり会場も盛り上がりがピークをむかえるその頃に事件は起こりました。
床にコカコーラの瓶が割れていました。子供たちに呑気に「あぶないよ~。」とか言ってると隣の部屋では人だかりにざわめきの声。
そこには次女を抱いているうちのマモン。
次女が足から流血。しかも大量に。見ると足の裏に3cmほどの裂傷。しかもちょっと深そう。みんな、わーわー言って、その辺のおばちゃんが取り出した布きれ、それで足を覆い始めました。



っっって見たことある!
それ私のやん!!!!!



大体生地がスカスカでそれを縛っても止血できないし、

そもそもそれ私のやし!!!!!


と思って私は、マモンに「私看護師だから!」と言って、自分の布きれを奪い取り、絶妙のタイミングで持ってきてくれたガーゼで患部を挙上し、直接圧迫止血法を始めました。

しかし、フランス語が通じていない周りのギャラリーは、やんややんや言ってます。

すると、
横から手が不意に出てきて何かを当てがいました。

んっ・・なっっっ!!??

なんとそれは、


じゃがいもの切れ端ではありませんか。




これが噂の民間療法か。
でも、なんか科学的根拠があってじゃがいもに止血作用があるのかもしれない。

でもじゃがいもで血が止まるなら、とっくに病院でもじゃがいもが使われるさ!と思いながら、こちらの方法を、彼女たちからしたら異端の私が否定をして、容体が良くなかったら責任とれないと思い、いいさ、じゃがいもの上から押さえるさ!と思いじゃがいもと共に止血。
救命センター時代でも止血はしたけど、じゃがいもと一緒に止血したのは初めてよ私。

そしたら、マモンがアラビア語で「この子看護師だから!」とギャラリーに説明してくれ、部屋から出て行ってくれて、またみんな隣の部屋で踊り始め、ちゃんと止血に専念することができました。

でもイソジンみたいなの持ってきて、ガーゼにたっぷり染みこませて「これいいから。」って傷にあててたんですけど、それが必要ないし組織に良くないことを説明する語学力とそこまでの責任を負えないことから、それは目視。

あ~これで血が止まらなかったら面目ないな~、止まってくれ~と止血開始から50分。

止まりました。
まさかジブチで直接圧迫止血法を実行することになるとは思ってもみませんでした。

ただ、やっぱり翌日のガーゼ交換は洗わずに、新しいガーゼにイソジンたっぷりしみこませてその上から赤ちん的なギラギラ超体に悪そうな色した液体をまたガーゼに染みこませて当てて、テープで固定。

赤ちんてもはや日本では製造中止ですよね、かなり昔に。あれ確か水銀だっけ?かなんか入ってて有害ってことで製造中止ならんかったっけ?

私の独断と偏見では、キレイに洗ってステリーでキレイに傷口を合わせて固定して、足の裏だからガーゼ厚めにあてて包帯で固定しておきたいところ。

でもここにはステリーはないので、せめて絆創膏をうまいこと切ってステリーっぽく使えないかな?
彼女の傷はあのままだときっとキレイに治らないと思う。
自分が親なら止血しようと翌日には病院に連れてきたいような傷だったけど、ここではそんな簡単には病院に行かないのです。

病院に行っても、医者も看護師も全然働かないし、処置もひどいもんなんだ、手にお金を握らせないとちゃんと働かない、ってうちのマモンが後日話してた。

ところ違えば医療事情なんて180度違うんだな・・。日本の医療だって十分黒いと私は思うけど。
うーん。色々考えさせられます。

これを打ってる最中、私にもたれかかりながらアラビア語を一人で喋り、つま先立ちで家を歩き回りながら、それでも彼女は強く生きています。
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。